どうか幸せで。

ここから先はなにもないって

知らないくせに知っていることを

何も聞かれてはいないのに、

誘って降りた坂道の先

手持ちぶさたでただ自然と、撮って見たかった感情を

笑われて揺れて空を切るように、

地平線を握れないように。

 

傍にはいられないよ。

痛くもないのさ、居たくもないのさ。

君の、声がすべてで、すべてで。だからこそ。

だからこそ、願うだけで。

痛みを供わないように、心を供わないように。

すべてを奪われないように、

一人で、見たくもないものを、見て、見ないように。

 

傷つけることも、そばにもいれないけれど、こわいけれど、好きだけれど。

握ることも、ほとんど何も知れないけれど、知ってもらえないけれど。

ただ、生きて、いてください。

痛みを供わないように、心を供わないように。

すべてを奪われないように、

一人で、見たくもないものを、見て、見ないように。

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